カーボンニュートラルのため実践活動、仏様の教えを実現
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作成者 최고관리자 日時22-08-22 15:02 再生543回 コメント0件本文
‐曹渓宗『低炭素生活実践ガイドブック』出版
-「寺院編」・「信徒編」に区分け…中元を迎え配布
カーボンニュートラルを達成するため、仏教信徒が仏様の教えを具現する実践活動にはどのようなものがあるだろう。気候危機の対応が全世界の話題として浮上した中、生命を生かすため信徒たちが実践できる方法を知らせるガイドブックを出版した。
曹渓宗総務院(総務院長・圓行僧)は、各寺院の僧侶や信徒たちが気候危機に対する対応を案内する『低炭素生活実践ガイドブック』を製作及び、配布した。
今回発刊された『低炭素生活実践ガイドブック』は、「寺院編」と「信徒編」に区分け、製作された。
「寺院編」は寺社生活及び法会、寺社運営管理、教育とキャンペーン、仏事、森と菜園造成に関する実践指針を紹介した。更に、気候危機に関する法文資料や炭素節減支援制度も収録した。「信徒編」は信徒たちが自分の家庭で簡単に実践できる内容で構成した。それはエネルギー消費の削減、物質消費の削減、交通及び輸送、資源循環、炭素吸収源の増加などである。
両ガイドブックには気候危機の状況に対する説明や仏教的な解決方案、実践事項チェックリストが含まれた。特にガイドブックは大豆油のインクで印刷し、環境保全のため努力を実践した。
曹渓宗は中元の日、実践ガイドブックを配り、宗団ホームページ(www.buddhism.or.kr)でも無料配布する予定である。また、気候危機を克服するため‘生活の転換’をテーマとした広報動画も製作中である。その他、曹渓宗は12ヶ所の仏教大学に開設された気候危機講義を支援しており、法会等を通じ年4回の気候危機に関連する法文内容を提供するなど認識転換と実質的な実践活動を促している。
曹渓宗側は、「寺院と信徒たちの日常生活の中で炭素排出を節減し、地球温度を守ろうとする全人類的な実践活動に仏教界が先頭に立つのは勿論、危機時代を乗り越えるため仏様の知恵と教えを積極的に伝え、人類を尊重と生活を再整備を促すべきである」と述べた。更に、「このガイドブックは生命を生かすための私たちの小さな実践であり、少なくともカーボンニュートラルに役に立つことを願う」と述べた。