「心の平和・仏様の世界」仏紀2567年燃灯会
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作成者 Jogye 日時23-05-26 09:28 再生232回 コメント0件本文
お釈迦様の誕生日を賛嘆し、心の中に平和が満ちた仏様の世界を念願する仏紀2567(2023)年の燃灯会が盛況裏に終わった。
奉祝委員会(委員長・真愚僧)は5月20日午後、「心の平和・仏様の世界」をテーマにした燃灯会を東国大学の運動場で開催した。燃灯会は差別のない、豊かな世の中を祈願する意味を込め、三国時代からお釈迦様の誕生日を迎えて奉行した韓国の代表的な文化祭である。 燃灯会は、2012年、韓国を代表する伝統文化祭として国家無形文化財に指定された。更に、人類の普遍的な価値が認められ、2020年にはユネスコ無形文化遺産の代表リストに登録された。今回の燃灯会は、これまで新型コロナウイルス感染症のことで取り消し、或いは縮小され、行われた行事が久しぶりに街並みを華麗に照らし、盛大に行われた。
この日、四部大衆は東国大学の運動場でオウリム広場や燃灯法会を奉行した。その後、参加者は五色の燃灯を持ち、興仁之門(東大門)を出発し、鍾路を経てソウル曹渓寺まで長い行列を続けた。五方仏幡を前面に掲げた吹打隊を皮切りに梵天灯、帝釈天灯、四天王灯、六法供養などが先頭を率いた。また、奉祝委員長の真愚僧をはじめ、韓国仏教宗団協議会所属の宗団代表らと政財界の関係者、仏教徒たちが燃灯を持って街を歩くさまは荘厳だった。これと共に中国、スリランカ、ベトナムなど外国の僧侶たちも燃灯会の招待を受け、祭りに参加した。ライオンや象、虎、龍、鶴などを形象化した大型の荘厳灯も嘆声と拍手を誘った。燃灯の行列が終わった後、ソウルの鐘閣交差点では祝いの行事が開かれた。燃灯行列の参加者と市民は、大衆歌手の祝賀公演や伝統踊り、大衆律動、大同遊びを楽しんだ。
5月21日には多様な仏教文化体験ブースや伝統遊び場、公演舞台などが用意された。 外国人観光客と市民たちは伝統文様を描き、燃灯作り、精進料理体験など韓国の仏教文化に触れ合った。午後には仁寺洞から曹渓寺前の道までミニ燃灯行列が行われた。
燃灯会ホームページ:www.llf.or.kr