曹渓宗国際政策担当第9期国際交流委員委嘱
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作成者 Jogye 日時21-07-15 13:31 再生1,009回 コメント0件本文
6月30日、韓国仏教歴史文化記念館で
文化・人文分野等で成果を出している
社会部長・ 円鏡僧、 明法僧、成真僧などに委嘱
▲ 6月30日、曹渓宗総務院長圓行僧(写真中央)は韓国仏教歴史文化記念館で、宗団の国際政策樹立及び対外戦略を諮問する第9期国際交流委員に委嘱状を授与した。 写真は委嘱式の後に撮った記念写真。
曹渓宗総務院長圓行僧は6月30日、韓国仏教歴史文化記念館4階の接見室で宗団の国際政策樹立や、対外戦略を諮問する第9期国際交流委員に委嘱状を授与した。
今回の9期委員には、充て職委員長である総務院社会部長の円鏡僧と布教部長の正印僧、隠喩と心研究所長の明法僧、軍宗特別教区事務処長の成真僧、国際仏教ネットワーク代表の丁梵僧をはじめ、ニューヨークの白林寺で布教活動を繰り広げている文宗僧と教育アサリの景完僧、趙恩秀(チョウンス)ソウル大学哲学科教授など、8人が委員に委嘱された。当日、総務院の社会部は文化・人文分野、海外教区分野、国際交流及び学術分野で成果を出している人たちで第9期国際交流委員を構成したと発表した。
総務院長・圓行僧は各委員に委嘱状を手渡し、国際布教や韓国仏教の世界化に向け、力を尽くしてほしいと訴えた。
総務院長は、「国際交流分野はますます重要な時期であり、国連との協力や南北問題をはじめ、我が宗団の国際交流などに関心を持ち、力を合わせ、担当分野で最善を尽くしてほしい」と述べた。
そこで第9期の国際交流委員たちも国際仏教交流分野で宗団の力量を引き上げるよう努力すると誓った。
隠喩と心研究所長の明法僧は、「新型コロナウイルス以来、現実的な制限はあります。しかし、オンラインなどを通じ韓国仏教を広く知ってもらうのに知恵を絞りたい」と話した。
趙恩秀教授も「韓国仏教は国際舞台でよく知られていないという話をこの数年間話してきました。しかし、現在もその状況がよくなっていないのが現実であります」とし、「各寺院には寺のホームページがあります。ところで、その中には聖宝関連の内容のみがあり、韓国の仏教が生きているという姿はよく見えないです。今後、こうした分野に関心を持ち、活動していきたい」と話した。
第9期委員の任期は今年の6月30日より2023年6月29日までである。宗団は2000年代以降、宗団の対内外の国際交流に関する専門知識と実務経験が豊富な僧や、在家者を2年ごとに国際交流委員に委嘱し、宗団の国際宗策及び国際仏教交流分野に関する諮問を受けてきた。
出典・佛教新聞