“華厳思想の真髄を見せる聖宝”
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作成者 최고관리자 日時21-10-05 13:31 再生951回 コメント0件本文
仏教中央博物館、‘華蔵 智異山大華厳寺特別展’開幕
曹渓宗総務院長・圓行僧をはじめとする来賓たちが‘華厳石経’を参拝
曹渓宗仏教中央博物館(館長・呑呑僧)は「華蔵 智異山大見華厳寺」の特別展示会を9月14日より11月14日まで開く。 今年で4回目を迎える教区本社の特別展である。
本展示会は、智異山エリアに位置する全羅南道の名刹でありながら、曹渓宗第19教区本社である華厳寺の文化遺産を紹介する。9月13日、仏教中央博物館は、韓国仏教歴史文化記念館の伝統文化芸術公演場で開幕式を行い、貴重な仏教文化財のソウル訪問を知らせた。
本特別展では華厳寺の国宝2件、宝物9件、有形文化財2件を含む140件265点が公開される。特に、これまで一般に公開されなかった木造毘盧遮那三神仏坐像(国宝)の服装遺物をはじめ、華厳寺大雄殿の毘盧遮那三神仏会図(宝物)、華厳寺西五重石塔(宝物)と東五重石塔の舎利荘厳具、西山大師と碧岩大師の袈裟など、貴重な文化遺産を見ることができる。また、1万4千余点を超える彫刻片、華厳石経(宝物)は展示会の白眉である。
更に、華厳寺仏殿で供養具として使われた韓国の代表的な陶磁器、「白磁弘治二年銘松竹文壺(国宝)」も貴重な展示品である。谷城泰安寺に伝わる大鈸鑼(宝物)を通じ、朝鮮時代の仏教儀式の荘厳さも確認できる。一方、4.4メートルの大型後仏幀画3点で構成された華厳寺大雄殿毘盧遮那三神仏会図(宝物)は、1点ずつ3回にわたって韓国仏教歴史文化記念館のロビーで公開する予定である。
全羅南道求礼に位置する華厳寺は、西暦544年、インドの僧侶である縁起僧により創建され、1500余年の歴史を受け継いでいる。曹渓宗総務院長・圓行僧は開幕式の祝辞で、「あなたと私が共になる仏教の華厳思想がいつになく必要な時期である」と言い、「今回の展示会を通じ、自ら真なる本性を悟り、すべての生命の真なる本性と出会うきっかけになってほしい」と力説した。
智異山華厳寺特別展のテープカット式
華厳寺住職の德門僧が総務院長の圓行僧(左)に記念の文字をプレゼント