曹渓宗15代宗正に霊鷲叢林方丈 性坡 大宗師
ページ情報
作成者 최고관리자 日時21-12-16 09:09 再生929回 コメント0件本文
曹渓宗15代宗正に霊鷲叢林方丈 性坡 大宗師
宗正推戴委員会、12月13日に満場一致で決定
性坡 僧、「同体大悲・護国仏教精神を具現」
曹渓宗第15代宗正に霊鷲叢林通度寺方丈 性坡 大宗師。法寶新聞資料写真
曹渓宗第15代宗正に、霊鷲叢林通度寺の方丈 性坡 (ソンパ)大宗師が推戴された。
曹渓宗は12月13日午後、ソウル韓国仏教歴史文化記念館4階の大会議室で、来年3月に任期を終える第14代宗正真際大宗師を引き継ぐ次期宗正を推戴するため、宗正推戴委員会を開き、 性坡 僧を満場一致で推戴した。この日、宗正推戴委員会には、元老会の議長である 世珉 僧をはじめとする19人の元老議員、総務院長・圓行僧、中央宗会議長・ 正門 僧、護戒院長・普光僧が出席した。当日、元老議員 玄虎 僧は米国に滞在中のため、出席しなかった。
宗正推戴委員会を控え、宗団内外では元老会議長の 世珉僧、元老会副議長の 大圓 僧、霊鷲叢林方丈の 性坡 僧(元老議員)、名誉元老議員の 月棲 僧が候補群に挙がった。しかし、その日、宗正推戴委員会は異論もなく、霊鷲叢林方丈の 性坡 僧を推戴すると、満場一致で承認されたという。
性坡 僧は、月下僧を師として出家し、1960年、通度寺で月下僧を戒師として受戒した。1998年、鳳巌寺で修善安居した以来、26安居を成満した。第5・8・9代中央宗会議員、通度寺住職、学校法人霊鷲学園理事長などを歴任した。2014年1月7日、桐華寺で大宗寺法階を稟受した。2018年3月、霊鷲叢林方丈に推戴され、後学を提接してきた。
曹渓宗は、宗正推戴委員会の後、ソウル曹渓寺の大雄殿で、 性坡 大宗師が第15代宗正に推戴されたことを仏様に告げる告仏法会を奉った。
性坡 大宗師の三拝に続き、中央宗会議長の 正門 僧は告仏文で、「宗正推戴会議は生命危機、平和危機、健康危機の娑婆世界に仏様の恵みを与え、清涼な甘露の法雨を下し、三界火宅の炎を消してくださることを願い、参加した大衆が満場一致で中峰堂 性坡 大宗師を第15代宗正に推戴した」とし、「仏菩薩様と歴代の祖師様に謹んで申し上げますので、加被を賜ってくださるよう」と発願した。
告仏文に続き、 性坡 大宗師は仏に茶と香、花を供養し、第15代宗正に推戴されたことを知らせた。
曹渓宗総務院長の圓行僧及び、中央宗会議長の 正門 僧、護戒院長の普光僧、教育院長の 眞愚僧、布教院長の梵海僧と、中央宗務機関副室長の僧侶たちは、宗正に推戴された 性坡 大宗師に三拝をし、礼を上げた。
これに対し、 性坡 大宗師は、「今日、未熟な部分が多い山僧を元老議員の僧たちが宗正に推戴してくださった」といい、「宗正に推戴されたとしても宇宙には太陽が二つではない。依然として宗正僧がいらっしゃい、この場で話しをするのは正しくない」と線を引いた。ただ、 性坡 僧は、「あえて感想を言うなら、常に仏様の教えを念頭に置き、言葉のみではない、言葉と行を共にする修行精神でこれからの任に当たりたい」と述べた。又、「現在、様々なことで社会的に大変なじきである。こういう時に、同体大悲と護国仏教精神を今後も維持していく」と述べた。
性坡 大宗師はその場で、百万願力仏事基金1億ウォンを総務院長圓行僧に渡した。
一方、曹渓宗宗憲によると、宗正は宗団の神聖性を象徴し、宗統を継承する最高の権威と地位を持つ。全戒大和尚を委嘱することができ、宗憲宗法が定めるところにより、褒賞と懲戒の赦免・軽減・復権を行うことができる。宗団が非常の時には、元老会の在籍人数の3分の2以上が提請するなら、中央宗会を解散することができる。任期は5年であり、1回に限り重任できる。