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仏紀2566(2022)年大韓仏教曹渓宗総務院長圓行 新年記者会見文


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作成者 최고관리자 日時22-02-18 11:01 再生192回 コメント0件

本文

 

お釈迦様の法を灯とし、韓国仏教の新たな将来のため邁進しましょう。

尊敬する国民の皆様、仏徒の皆様
壬寅年新年、国民と仏徒の皆様に
家庭の安寧と幸福がありますよう、お祈りいたします。

新年が始まりましたが、
変異ウイルスの出現による新型コロナウイルスパンデミック現象は、
依然として我々の生活を脅かしており、
日常の断絶による苦しい生活が続いており、
切ない気持ちでいっぱいです。

感染症の危機、日常の危機を克服するため、
韓国仏教界も最善の努力を尽くすことをお約束いたします。
国民の方々も、そして仏教徒の方々も
わが社会が直面している危機克服の道に
皆様が力を合わせることを、お願いいたします。

最近、韓国の仏教界は
「宗教偏向・仏教歪曲の根絶と韓国仏教の自主化のため全国僧侶大会」を
5,000余人の僧侶たちと共に奉行しました。
勿論、感染症の拡散の危機と
大統領選挙を目前に控えている状況で、
憂慮の視線や声はありました。

このような憂慮にもかかわらず、僧侶たちが集まらざるを得なかった理由は、
わが社会には蔓延っている偏向と差別が、日増しにその深刻さを増しており、
「偏向」と「差別」の話題を公論の場に引き上げ、
それを断ち切るため、社会的合意の土台を作るためでありました。

そのため、僧侶大会に対する憂慮の視線と声は、
全て我が仏教界の責任になります。
国民の支持と同意を求めることも、我が仏教界の課題です。
我々の努力しても、国民の心を完全につかむことができなかったとしても、
国民の支持と共感を得るため最善を尽くすことを誓います。

宗教危機の時代です。
韓国仏教も例外ではありません。
総務院長に就任してから現在まで約4年余の時間は、危機を好機に転換するため、
韓国仏教の新たな将来の土台を作っていく過程でありました。

もみじのような手で百万願力の貯金箱を持ってきた子供の心と
歳月の痕跡が感じられる老菩薩の手に握られた貯金箱は、
韓国仏教の新たな希望であり、感動でございました。

百万願力は韓国仏教の希望を作る土台

百万願力の結集は感動と真心の結集でありました。
そしてこれらの願力が一つ一つ集まり、ようやく実を結んできました。

現在、宗団がインドのブッダガヤにおいて建立する芬皇寺は、韓国初の寺院として記録され、
昨年の12月、大雄殿の上棟式を行いました。
今年、5月に、完工と共に點眼法会を行う予定です。

陸海空軍の本部である鶏龍台に建てられた護国弘済寺は、
国軍仏教の伝法と布教の中心道場として生まれ変わるため、工事を行っており、
今年、6月に完工する予定です。

韓国の行政首都の機能を担当している世宗市に建設中の
韓国仏教文化体験館と廣済寺は、9月に予定通り竣工式を行い、
韓国仏教の未来のため新たな橋頭堡になると思います。

京畿道・楊平に建設予定の文化財研究施設は、
今年、3月に着工式と2023年に上棟式を行い、
2024年、竣工を目指し、順調に進んでいます。

慶州・南山の列岩谷磨崖仏を祀るため、多くの努力を傾けました。
昨年11月、列岩谷で四部大衆と共に祈願法会を奉行し、
慶州市との協議を基にし、円満に推進できるよう努力します。

僧侶の高齢化に備え、一生修行と布教のため専念してきた四部大衆が
リラックスして治療を受け、療養できる空間を設けるため推進していた
仏教療養所の建設事業は、2021年12月、土地売買契約を締結し、
物的土台を整えました。
僧侶福祉会を通じ、療養所の建立仏事をスムーズに進めるよういたします。

10・27法難の名誉回復のため記念館建設事業は、
事業敷地の変更に伴い、妥当性の調査が完了し、
妥当性調査の結果により総事業費が確定しました。
そのため、長い間進まなかった10・27法難記念館の建設事業が、
円滑に進めると見込んでいます。

曹渓宗総本山の聖域化仏事をはじめとし、慰礼新都市・霜月禅院の新築仏事もまた、
直営寺院である曹渓寺および奉恩寺住職の努力により、スムーズに進められております。

世界の人々が注目する伝統仏教文化

大韓民国の国家重要無形文化財第122号「燃灯会」が、
時代を経て変化してきた包容性で文化の多様性を示す点と、
喜びを分かち合い、危機を克服する上で重要な役割を果たすという点などが高く評価されており、
2020年12月、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。

韓国の伝統仏教文化が世界で認められ、
完全に保全・継承し、
国民と共に世界の人々と共有できるよう最善を尽くしていきます。

静に始まったテンプルステイは、いつのまにか成人の年になりました。
成長を続けてき、我が国の代表的な伝統文化体験プログラムになり、
我が国の声援と外国人の積極的な関心の中で、
昨年、累積参加者が600万人を超えました。

コロナウイルスにより国民が苦しむ際、
困難を克服するため、心理的防疫のため実施した
公益テンプルステイはこの3年間で12万人が、
精進料理を通じた分かち合いイベントには4万5千余人が参加するほど、
大きな反響を得ました。
今後も世界の人々が注目する大韓民国の代表的な
伝統文化ブランドになるため最善を尽くしてまいります。

社会的弱者と平等な世界のため歩んできた10年

我が社会の各処で行われている労働や人権、生命の話頭を掲げ、活動してきた
大韓仏教曹渓宗社会労働委員会が今年で10年を迎えました。

社会労働委員会はこれまで双竜自動車のリストラ問題の解決を祈り、
KTX女性乗務員の復職活動、ソンパの3人母娘と無縁者の追悼祭、
差別禁止法の制定を念ずる30km五体投地及び国会国会議事堂の前で祈り、
セウォル号犠牲者追悼、移住労働者の死の解決と追悼活動など、
社会的弱者の問題と平等な世界のため、様々な活動を繰り広げてきました。

今までやってきたように
我が社会の社会的弱者と苦痛を共にし、
生命の尊さと平等をなすため仏様の教えの通り、
社会正義の実現に先立っていきます。

伝統寺院の規制撤廃は時代の課題

第36代執行部の主な宗策課題の中、伝統寺院の規制改善のため、
2019年より仏教関連の国家法令制定・改正推進委員会を構成しました。
その後、仏教関連規制法令の改善案を設け、
規制撤廃のため力を注ぎました。

その結果、開発制限区域内の伝統寺院及び、文化財保有寺院の土地保全負担金を減免した、「開発制限区域の指定及び管理に関する特別措置法」の改正を完了し、
寺院の境内で発見された聖宝の所有権に関する判定の手続きを簡単にする内容で、
埋蔵文化財関連指針を改善しました。

また、災難安全法・建築法・埋蔵文化財法・文化財保護法などをはじめ、租税特例制限法・伝統寺院の保存及び支援に関する法・文化財保護法・自然公園法・山林保護法の一部改正案を発議しました。

このような国家法令が完全に改正され、伝統寺院の修行環境を保護し、
自然・文化遺産体験を通じた国民の生活の質の向上し、
未来世代に伝える貴重な資源として、これを保存するため
不行き届きのないよう最善を尽くします。

僧侶福祉制度の定着による安定的な遂行の土台づくり

2020年、僧侶福祉制度が根を下ろしてから10年目を迎え、
宗団は、安定した僧侶福祉体制を確立するため、本人寄付金制度を導入しました。
現在、僧侶たちの参加が90%ほどに至り、施行1年余りで定着段階に入りました。

それと、昨年よりも学人僧侶たちが学業に専念できるよう、
基本教育機関に在学中の沙弥・沙弥尼僧には入院診療費の支援を始めました。
宗団の僧侶福祉制度の定着と共に
国の福祉制度やシステムを積極的に活用し、
僧侶たちの安定的な福祉環境の構築のため努力します。

21世紀大蔵経「仏教聖典」発刊

八万大蔵経という言葉が象徴するように、韓国仏教は、
膨大な量の多様な経典を保有しています。
しかし、数多くの経典の中でどれが核心であるか、
仏徒たちはどの経典を読誦すべきか選び難いでした。

膨大な仏様の教えの中で、現代人に於ける必要な内容を整理した、
仏教聖典の発刊は21世紀の大蔵経として
生活の中の状況におけるお釈迦様の教えに近づけるようとしました。

今後、映像やオーディオブック、電子書籍などを提供し、
現代人の暮らしと生活の羅針盤となるよう努めます。

葛藤をやめ、和諍へ

総務院長に就任する前に起きた宗団内部の葛藤は
話と説得で治癒できるよう、大統合の公約を掲げました。

そのため、昨年11月、宗団和合と僧伽大統合の
「宗団和合大法会」を行いました。
許し、尊重する大和合の場を設けました。
仏国浄土を成し遂げるべきという宗正隷下の教示を受け、
僧伽共同体の和合を第一の徳目とすることを仏様の前に告げ、
互いに僧伽の構成する道伴であることを確認し、
宗団の和合と革新を通じる発展へと手を取り合って進むことを誓いました。

僧伽の第一の徳目は和合であるといわれます。
これにより宗団は和合と清浄を回復し、
僧伽は健康な修行者として生まれ変わるよう精進また精進いたします。

2022年は新たな飛躍を準備する年

2022年は、韓国仏教1700年の歴史と正統性を持ち、
唯一の宗団として命脈を受け継いできた大韓仏教曹渓宗が
比丘と妻帯の紛争が終わり、新たな跳躍が始めて60年になります。

韓国仏教の歴史に新たな一線を画した統合宗団が発足して60周年を迎え、
記念法会や学術セミナー、展示会など、様々な行事を用意しています。
これにより、韓国仏教の近現代史に新たにスポットを当て、
韓国仏教の歴史と伝統を継いだ
唯一無二の宗団としてのアイデンティティを確立したいと考えています。

人工知能、ビッグデータ、メタバースなど第4次産業革命の時代に
コンテンツの保存と活用が、いつにも増して重要になってきました。
又、多様な国民世代の文化享有に対する幅広い期待は、国家の制度と宗団の文化政策の根本的な変化を求めています。

民族の魂が込められた寺院の文化遺産の保存とコンテンツとして活用するため、
「仏教文化ビジョン2030」を樹立するための努力と共に、
東国大学(仏教学術院)との協力事業(K-Buddhism)をはじめとする
仏教無形文化遺産研究事業などが支障なく進むよう努力します。

気候危機と炭素中立の問題は世界的な話題となっています。
世界各地で起きている様々な自然災害は、
人間のエゴから始まった予告された災いでした。

韓国仏教の資産として育ててきた寺院林は、
気候危機と炭素中立のため最後の砦です。
又、生命を尊重し、縁起に基づいた仏教的価値観と環境にやさしい生活文化は、
気候危機を克服するため主要な動力になると思います。

仏教的な資産を基盤にし、教区本社では
気候危機に対する炭素中立の誓約と実践活動を展開し、
炭素中立を実践するため寺院用マニュアルを製作・普及するなど、
仏教的な実践活動の展開と社会的な役割の強化のため全力を尽くします。

2022年3月になると、宗団の神聖性を象徴する宗正隷下を新しく推戴します。
宗正隷下の教えが世の中の指南となり、
世界中に徳花が満開するよう真心を込め、もてなします。

釈迦様の法を灯として韓国仏教の新たな将来のため邁進しましょう。

第36代総務院は今年を最後に、長い旅程にピリオドを打ちます。
この4年間、多くの方々に会い、知恵を求め、意見を交わしました。
多くの方々が韓国仏教を応援し、励ましてくださいました。
この場を借りてお礼を申し上げます。

「自灯明法燈明」という話があります。
自ら灯になり、真理を灯とせよという言葉で
自ら心の明かりを灯し、仏様が説いた法の明かりを灯し、
修行精進しながら生きていくという仏様の教えです。

世の中には一日にもたくさんのことが起き
刻々変化しています。
激変する世の中を生きていく私たちは、自分自身を灯とし、
生き方の知恵を教える仏様の教えに従い、精進すべきです。

第36代総務院は今年で終わります。が、大韓仏教曹渓宗は新たなスタートです。
過ぎ去った日々が新しいスタートを準備する大韓仏教曹渓宗の将来に、
微力でありながら誘い水になることを望みます。
任期が終わる日まで、常に国民と仏徒の皆様と共に歩むことを約束いたします。

国民の皆様と仏教徒の皆様のご家庭に
常に健康と幸福をお祈りいたします。

ありがとうございます。

 

 

仏紀2566(2022)年2月

大韓仏教曹渓宗第36代総務院長圓行
 

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