宗団の僧侶教育

僧侶のための教育は基礎、基本、専門及び特殊、再教育課程などから成り立っている
それぞれ段階別の僧伽考試も受けなければならない。 基礎、基本教育は義務課程で、曹渓宗の僧侶であれば必ず履修しなければならない課程である。基本教育を履修した僧侶は、具足戒(比丘戒)を受ける。正式に僧侶となって10年間修行して3級僧伽考試に合格すれば、徒弟を置くことができ、各種の宗務職に就任する事ができる。
僧侶の教育はここで終わらない。基本教育以外にも経、律、論、禅に関する専門人材を養成するための専門教育課程があり、布教をはじめとする仏教文化及び芸術等に関する専門分野に必要な人材を養成するための特殊教育課程がある。
教育段階 | 教育年限 | 受戒 | 入校資格 | 教育機関 |
---|---|---|---|---|
行者教育課程 | 6ヶ月以上 | 沙弥 沙弥尼 | お寺で修行した行者 | 行者教育院 |
基本教育課程 | 4年 | 比丘 比丘尼 | 沙弥・沙弥尼戒を受持した者 | 寺院の僧伽大学 中央僧伽大学校 東国大学校仏教大学 基本禅院 |
専門教育課程 | 5年 | 比丘 比丘尼 | 比丘·比丘尼戒を受持した者 | 僧伽大学院 |