1万人の仏教徒「4大江事業の中止」を訴える
曹渓寺にて「生命を生かす水陸大斎」を奉行
「お釈迦様が開示してくださった人間の道、生命の道、平和の道を歩んでいくことを誓願しながら、第一拝目の礼拝を捧げます。世の中で最も低い姿勢でこの地を抱き、生命の根源に戻ることを誓願しながら、第二拝目の礼拝を捧げます」
政府の4大江開発事業を阻止するために、ソウルの曹渓寺に集まった1万人の仏教徒たちが、生命平和のための祈祷をして自然と生命の大切さを心に刻み付けた。木魚の音に合わせて礼拝を捧げる仏教徒たちの念願は切実だった。一拝、一拝仏前に礼拝を捧げる仏教徒たちの心の中には、政府の4大江事業により犠牲となった全ての生命に対するやり切れなさが込められていた。人間と自然が共存し合い、この地に生命と平和が宿るようにという念願も込められていた。
去る4月17日、ソウルの曹渓寺にて奉行された「4大江生命を生かす水陸大斎」には、1千余名の僧侶を始め、在家信者1万余名が参加し、漢江、洛東江、錦江、栄山江の4大江の水をお釈迦様に捧げる献茶から始まり、曹渓宗の元教育院長の清華師の告仏文朗読、曹渓宗中央宗会議長보선師の大会辞、悔心曲などの薦度儀式、仏教少年少女合唱団と歌手アン・チファンの文化公演、決意文朗読などの順に進められた。
水陸大斎に参加した僧侶たちは4大江事業の問題点を指摘しながら、生命の江が自然な姿のまま流れるようにしなければならないと強調した。清華師は告仏文を通して、「江はいつも懐かしくて暖かく、ゆったりとして平安な安息所として残されるべきである」と語り、보선師は「物質的な豊かさと安楽に目が眩み、耳が遠くなって生命の叫び声が聞こえていないのだ」と「生命の水流として犠牲を誇っていた4大江のうねりが、美しい春の音としていま再び聞こえてくることを発願する」と語った。
麗江禅院に駐在して4大江事業の実状を知らせている仏教環境連帯常任代表・수경師は、4大江事業を戦争になぞらえて「自然と国土に対するテロだ」と規定した。수경師は「4大江開発事業は、これまでの生態界の撹乱や自然の毀損とは全然違うレベルの問題」で、「仏教界が何の行動もしなければ、それはお釈迦様の教えに逆らうことになる」と語り、仏教徒たちの賛同を訴えた。
一万余りの四部大衆もまた、声をそろえて4大江事業の中止を訴えた。仏教徒たちは「自然と国民の命を脅かし、切実な訴えと叫びを無視する独裁的な国策事業は必ず中断すべきである」と述べて、△地方選挙の時、生命の江を生かすことに賛同する候補を支持すること、△4大江流域に法堂を開院し毎週水陸斎を奉行して4大江の開発を中止することを促すこと、△法会では4大江開発の問題点を積極的に広報し、署名運動を推進すること、△共生の生活などを盛り込んだ清規を通して、生命を生かす活動に仏教徒たちの意思を集めることなどを決意した。
この水陸大斎には宝庵師、清華師、水耕師、法庵師、宙耕師、白楽晴(ソウル大学名誉教授)、
韓明淑 (前 国務総理)、
金振杓 (民主党最高委員)、柳時敏(前 保健福祉部長官)などが参加した。